島とつながる

あるとき、とてもきれいな寄木の夢を見ました。寄木と言ってもとても大きい、高さ7.8メートルもあるようなものです。公園美術のように、緑の生い茂った平地にそれはそびえていました。私は、きれいだなあと見とれていました。暖かい白木のぬくもりが伝わってくるようでした。夢の中で、そこがどこのものなのか、知りたくて近くを歩いている人に「ここはどこなんですか?」と聞いてみました。誰も答えてくれないので私は「富士山のそばですか?」となぜか聞いていました。その夢を見てから1ヶ月ほどたっていました。ある朝、目覚めると突然、あの夢の大きな寄木があった場所は江ノ島だ!と感じたのです。その日は天気もよく、私は、どうしてもそれを確かめたくなり、出かけました。なぜか強い確信をもってしまったのです。江ノ島に近づくと、入り口に垂れ幕のようなものがかかっており、そこには「祝 瑞心門 竣工」という言葉が書かれていました。ちょっと鳥肌がたってしまいました。やはり何かが出来ているんだと。近づいていくと、そこには大きな寄木と漆喰で出来た門が新しくできていました。まだ、職人さんがスコップで回りを整えていて、完成はされていないのだということがわかりました。私は江ノ島が大好きで毎年、初詣に行っていましたからなんだかとても嬉しくなりました。江ノ島と私がつながっていると感じたのです。その後、江ノ島から赤い夕日に輝く富士山をながめて満足して帰りました。

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